ワニの王Chalawanの伝説の遺跡 / Audthayaan Muan Kao : 訪問日 23Oct2009






この遺跡は、Phichit県にあります。
Nakhon Sawanから117号線を北上し、途中115号線との交差を東に折れ、
標識に従って進みます。

以下は、遺跡の平面図です。
環濠に囲まれた大きな遺跡です。






遺跡の中心には、Wat Mahathatと言う遺跡があります。
以下は、Wat Mahathatの説明文です。






訪問時は、激しい雨が降り、
遺跡を見れる状態ではありませんでした。
雨が小降りになるまで、しばらく待ちます。

簡易カッパを羽織って、外に出ます。









Wat Mahathatは、雨に煙っています。













北東が正面です。
北東からWat Mahathatを見たところ。












正面から近づきます。
チェディーの手前には、礼拝堂の跡があります。








































チェディーの裏手に回って見ます。
裏手には、小さな堀に囲われた本堂跡があります。


























本堂の周りには、セーマ石が立っています。













本堂の基壇の上面です。













礼拝堂の北側には、仏像がありました。













Wat Mahathatの北側には、池があり、
ワニと戦っている像があります。












この地には、民話「Krai Thong」が伝わっています。

その昔、ワニ王Chalawanが、川の奥底にある洞窟に2人の妻と暮らしていました。
その洞窟は、魔法の水晶のお陰で、いつも明るく、腹が減る事もなく、
人間の姿でいられる不思議な洞窟でした。
ある日、Chalawanは、町の近くの川で泳いでいると、
長者の2人の娘達が川で水浴びをしているのに出くわしました。
2人の娘は大変美しく魅力的で、ワニ王Chalawanは、
上の娘をさらって、洞窟へ連れ帰り、3番目の妻としました。
それに怒った長者は、ワニ王Chalawanを殺し、娘を取り戻した者には、
下の娘と、長者の宝の半分を分け与える事を公言します。
そして、神託を受けているKrai Thongと言う若者が、娘を取り戻しに出かけて行きます。
この像は、そのKrai Thongがワニ王Chalawanと闘っている場面です。
最後には、Chalawanを倒し、Krai Thongは、勇気ある行いに対して
長者から褒美を得る事ができました。

この話は、バンコク近郊にあるタイの名所旧跡のテーマパーク Muang Boranの中に、
The Krai Thong Garden が有り、紹介されています。


礼拝堂北側の池です。













この遺跡公園は、環濠で囲まれています。
その環濠です。












これも環濠です。














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